俺の理想は、夢物語なのか?
所詮は叶わぬ夢なのか?
君にもきっとあるだろう?
頭の中で自分の夢の世界を創ったことが。
それが現実だったらどんなに心地よかったのだろうと。
理想郷を。幻想郷を。
だが、現実はそうではない。
だから、生きるのは辛く苦しいのだ。
私は、考えることが好きだ。
自分の理想郷に浸かり、それを楽しむ。
だから、漫画やアニメが好きなのだろう。
俺は、夢に生き、現実を歩いているのだろう。
そういうことか。
人生は、現実を生きるものではないのか。
現実は、夢と繋がっていて、それに追いつこうとするんだ。
自分の頭の中で創り上げた世界に向かって、
現実を歩む。それが人生、それが生きるということなのかもな。
生きるとは、そういうことかもしれない。
本当は、夢など叶わなくたっていいのだ。
みんな、そうだ。
みな、本当の夢に辿り着く前に死んでゆく。
だが、その生き様はみな素晴らしかった。
その夢に生きていた。
それでいいのだ。
それがなければ、生きることはできない。
目的があり、みんな生きている。
何に向かって生きているかは、皆違うが。
現実と夢想は繋がり、それが人生となる。
プラスとマイナスが合わさり、物は生まれる。
プラスだけ、マイナスだけでは、絶対に成立せず生まれない。
男だけの世界、女だけの世界では、人は生まれないのと同じことで、
もしかしたら、悪も善も必要なのかもな。
有り難し。