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開いて閉じて、また開く

ああ、また一つの物語が幕を閉じる。

此処には世話になった。

たくさんの感動、たくさんの学び、たくさんの出会い、たくさんの挑戦。

そして、たくさんの成長をさせてもらった。

たった二ヶ月だったのに、まるで一つの人生を終えたような気分だ。

明日から、また違った人生、環境が始まる。

千葉や長野のように、此処も私の記憶に刻まれてゆくのだろう。

ここで出会った人も、懐かしき人に変わる。

なんだろう、この気持ちは。

なんというか、儚いんだ。

あれだけ仲良くしてもらった人も、あれだけ熱心に働いた職場も、

明日にはもう、すべてが消えてしまうんだ。

此処にはもう、戻って来ないかもしれないのだ。

なんて儚いんだろうか。

これはおそらく、万物にも言えることだろう。

人も、モノも、命も、出会いも、時間も、宇宙さえも。

すべては儚いのだ。

だから、せめてこうして想いを記録しておきたいんだ。

すぐに消えてしまうから。

そして、忘れないうちに感謝したい。

本当に、ありがとう。