人間の命も、虫の命も、動物の命も、植物の命も、
みな同じ重さである。
平等である。
人間は、虫を簡単に殺してしまう。
少し潰しただけで簡単に死んでしまう。
命というのは、そんなものなのだ。
もちろん、我々人間の命も、そんなものだ。
みな、長生きしたいと切に願う。
健康でいたい、美しくありたいと。
だが、受け入れてみるんだ。
死を、不健康を、醜さを、不便を。
恐怖、不安さえも。
すると、人は自由になれる。
私のいう自由人、強き人間、限界のない人間は、
まさに、すべてを受け入れ、許容し、前に進む奴のことだ。
その域に達した人間こそ、私の憧れである。
ああ、私もそんな人間になりたい。
まだまだ修行が足りないな。