人間はみな、結局は自分を正当化したいだけなのかもしれない。
俺は今日、自分の生き方を否定するような言葉を掛けられ、苛立ちを覚えた。
でも、わかったんだ。
その人はきっと、自分が歩んできた人生が正しいと思いたかったんじゃないかな。
その人と俺の生き方は、全く違う。
故に、その人は俺の生き様を見て、自分の人生に迷いが生まれたのではないだろうか。
だからこそ、自分を正当化するために、自分とは異なるものを否定するのではないか?
これは、仕方がないことなのかもしれない。
なぜなら、人は誰しも、自分のやっていること、進んできた道を認めてもらいたいから。
間違っているとは思いたくないから。
だから、それを認めてくれる人を、人は好きになり、否定する人を嫌うのだろうな。
だから俺は、その人に苛立ちを覚えたんだろう。
このことを元に、おれはこんな学びを得た。
大切なことは、お互いを認め合うことじゃないのか?
自分とは違うからといって、比べることなく、フラットに向き合う。
この世に、何が正しくて、何が間違っているということはないのだ。
お互いは正しいと思う。
だから、認め合うことが大切なんだ。
その人が選んだ道、やっていること、すべてを否定することなく、正しいと認めてあげること。
これが人と人との繋がりの根本なのだろう。