違う、恐怖に打ち勝つことだ。
人は怖い体験や苦しい体験をすることで、
それを避けるようになる。
そして、それがトラウマになる。
でも、恐怖に立ち向かい、
そこで大丈夫だとわかれば、(生きて帰還すれば)恐怖は少しずつ消えてゆく。
つまり、大切なことは成功するまで恐怖に挑み続けるということだ。
はじめはダメでも、何度も挑戦していれば、
いつかはきっと成功する。
人間には、適応能力が備わっているのだ。
これはとてもすごいことで、
はじめはダメでも、何度も練習していくうちにできるようになる。
この適応能力を認識していれば、
自分を敢えて苦しい状況に身を置くことで、より自分を強くすることができる。
苦しい環境でも適応できるよう、細胞が強固になってゆく。
そうやって恐怖心を克服し、自分の限界を打ち破っていき、
自分の潜在能力、可能性を広げてゆくのだ。
それが人生であり、それが最高の暇つぶしだ。
仮にダメだったとしても、(それはつまり、死を意味するわけだが)、
まあ、そうなったらそうなったでしゃあない。
だから、生きることって命懸けなのさ。